オリ・由伸15勝!2年連続4冠決定的 完封ペースも7回86球降板、今季ラスト登板へ“温存成功”

[ 2022年9月25日 04:45 ]

パ・リーグ   オリックス9―1楽天 ( 2022年9月24日    楽天生命 )

9月24日の楽天戦で15勝目を挙げた山本(撮影・篠原岳夫)
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 エースも主砲の援護に応えた。オリックス・山本は7回を2安打無失点に抑えて両リーグ最多の15勝目。防御率1・65、勝率・750、195奪三振も全てリーグトップを独走し、プロ野球史上初となる2度目の「投手4冠」を2年連続で決定的にした。「マウンドが京セラとは少し低く見えるので、自分の注意することだったり、いつも監督に言われていたことを丁寧に。各球場、いい悪いではなく、変化があるので。結果とマッチしましたね」

 シュート回転を加えた落差の大きい高速フォークを決め球に7奪三振。完封ペースでも余力を残した7回86球で交代し、「その辺もね。次にいいように行けるように終われた。結果以上に良かったところがたくさんあります」と振り返った。

 次回がレギュラーシーズン最終登板。中嶋監督は「いろいろな考えがあります」と明言を避けた。中5日に間隔を詰めれば30日のロッテとの本拠地最終戦、満を持して10月2日の楽天との最終戦に回ることも可能だ。逆転連覇へ最後の大仕事が待つ。

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