広島 ただいま!菊池涼が復帰初打席で技ありの決勝適時打 佐々岡監督復帰戦を一緒に飾る

[ 2022年8月27日 21:11 ]

セ・リーグ   広島6-4巨人 ( 2022年8月27日    マツダ )

<広・巨>8回無死三塁、代打・菊池涼は右前に勝ち越しの適時打を放ち小窪コーチ(左)と「タッチを交わす (撮影・奥 調)
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 広島が27日の巨人戦で6-4と逆転勝利。負ければ2年ぶりの巨人戦負け越しが決まる一戦で、復帰戦となった菊池涼介内野手(32)が、見事な一打を見せた。

 4-4と同点で迎えた8回、先頭の大盛が中堅越えの三塁打を放つと、菊池涼は2番・羽月の代打で登場。すると、巨人5番手クロールの150キロ直球を逆らわず右前に運び、勝ち越しに成功した。その後、1死一、二塁から坂倉の遊ゴロを、坂本が一塁へ悪送球。この間に、二塁走者の菊池涼が本塁へ生還し、貴重な追加点もゲットした。

 試合は2回に坂倉の11号ソロで先制するが、4回には巨人・中田に逆転2ランを許す展開。その後、西川の同点弾、矢野の追撃弾と飛び出したが、8回に2点差を詰め寄られ、同点とされた直後だった。それだけに、菊池涼の一打は値千金。9回には二塁守備にもつき、栗林が試合を締めた。

 この日から、佐々岡監督が戦列に復帰。菊池涼も小園とともに出場選手登録されたばかりだったが、いきなりの一打で、本拠地・マツダスタジアムの鯉党を沸かせた。

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