ヤクルト新助っ人キブレハン「一生忘れられない日に」 来日1号からアマ時代含め「人生初」1試合3発

[ 2022年8月27日 22:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト16―4DeNA ( 2022年8月27日    横浜 )

<D・ヤ>来日初を含む3アーチのキブレハンは笑顔でポーズ (撮影・大塚 徹)
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 今季途中に加入したヤクルトの新助っ人、パトリック・キブレハン外野手(32=米国)がDeNA戦(横浜)で来日1号から一気にアマチュア時代を含めて「人生初」という1試合3本塁打をマーク。両軍合わせて9発30安打が飛び交った空中戦で4安打3打点の大活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。

 「2番・左翼」で先発出場。0―1で迎えた3回の第2打席で相手先発左腕・石田から左中間スタンドへ同点の1号ソロを放つと、ここからヤクルト打線は打つわ打つわの猛打ショーとなった。

 チームは最終的に23安打16得点で圧勝したが、キブレハンは4回の第3打席で左前打を放つと、5回の第4打席では左肘付近に死球を受けながら、その後も元気にプレーを続行。7回の第5打席で4番手右腕・宮国から左越え2号ソロを放つと、8回の第6打席では5番手左腕・坂本から右越え3号ソロを放ち、5打数4安打3打点の大活躍だ。

 試合後、敵地でヒーローインタビューに臨んだキブレハンは「素晴らしいチームの勝利でした。全員すごくいい結果を残し、自分自身も4安打3本塁打で一生忘れられない日になりました」と第一声。スタメン2番での起用については「この前の試合でも2番を打っていたので自信をもって試合に挑みました」とし、笑みを浮かべた。

 待望の来日1号については「やっと1号が出て安心しました」というキブレハン。1試合3本塁打について聞かれると「アマチュア、プロ含めて人生初めてなので、一生忘れられないです」とはにかんでいた。

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