新庄監督「自分の子供が達成したような気持ち」「次は中継ぎで」ビッグボス節でポンセのノーノー祝福

パ・リーグ   日本ハム2ー0ソフトバンク （ 2022年8月27日    札幌D ）

＜日・ソ＞ノーヒットノーランを達成し新庄監督（左）と握手を交わすポンセ（撮影・高橋茂夫）
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　日本ハムのコディ・ポンセ投手（28）が27日のソフトバンク戦で史上87人目、通算98度目のノーヒットノーランを達成した。新庄監督は、偉業で連敗を止めたポンセを絶賛した。

　▼新庄監督　素晴らしかったですね。プロ野球87人目。一緒にユニホームを着れて誇りに思います。今日は万波君の、落ちそうな打球を取って、あんなプレーがないと、ノーヒットノーランは成立しないと思うんでね。あれはでかかった。（達成の瞬間、両手を上げて祝福）ほんと、自分の子供が達成したかのようなうれしい気持ちになりました。子供いないけど（笑い）。

　（札幌ドームでチーム初の快挙）初めての登板でマウンド合うかな～と思ってたんだけど、合いすぎちゃってもう。マウンドの土を持って帰ってそのへんに置いておいてね。（万波と中島のファインプレー）あればピッチャーを乗せる。昨日みたいなエラーが重なると、ピッチャーは乗れないんですよ。ポンセ君が投げる時は、エラーってのが絡んできてストレスにもなったし。今日はそれがなかった。打つのはどうでもいいから、エラーゼロでいこうって伝えてましたね。

　本当に難しかったのが、（9回）フォアボール出して、一、二塁になったらどうしようと。一発浴びたら逆転だし、本人は行くのか聞いてみたかったっていうのもある。（自分の現役時は守備で緊張？）全然全然。阪神の時、川尻さんがノーヒットノーランした時守ってた。湯舟さんもだ。結構俺のファインプレーでさせたんじゃないかな（笑い）。（監督として見てる方が）緊張したね。わざとノーヒットノーランいくんじゃない？って口に出すとできないっていうけど、俺は逆なんですよ。（コーチに）いくでって。アンパイアにも聞いたもん。しますよ今日って。（審判は）ううーん、って。答えられないからね。

　（ポンセの良かったところは）ストライク先行が良かったですね。（ボールが）動くからね。デスパイネ君が言ってましたよ。でも（ナインに）“次は中継ぎでいきます”って言ったらマジ顔してましたよ（笑い）。