阪神・西勇 右手中指に異変、今季最短3回3失点で緊急降板 次回登板は未定

[ 2022年8月27日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2-5中日 ( 2022年8月26日    バンテリンD )

<中・神>4回、右手を気にする仕草を見せてベンチに戻り、そのまま降板となった西勇(中央)(撮影・北條 貴史) 
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 先発の阪神・西勇は右手中指に異変が生じたため、今季最短の3回7安打3失点で緊急降板となった。

 「ちょっと(爪が)割れたという感じです」

 降板理由を福原投手コーチが試合後に明かした。3点劣勢の4回。一度マウンドに向かい、投球練習中に右手を気にするしぐさを見せると、すぐさまトレーナーと同コーチを呼び寄せベンチへ治療のために下がった。しばらくしてアナウンスが告げられ交代した。その後は右手中指にテーピングを巻き、ベンチで試合を最後まで見届けた。

 この日は序盤から精彩を欠いた。初回に連打で無死一、三塁とされると3番・阿部に右犠飛を浴びて、わずか5球で先制点を献上。大野雄とは今季3度目の投げ合いで、前回8月12日の対戦に続き敗戦。リベンジとはならなかった。

 「はっきり行けるかというのは今はちょっと言えない」

 矢野監督は試合後、次回登板を未定とした。開幕から先発ローテーションを守ってきた右腕が離脱となれば、猛虎にとってダメージは、さらに大きくなる。

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