西武・今井 オリ・由伸に投げ勝った!「絶対先にマウンドを降りない」自己最多144球で4勝

[ 2022年8月27日 05:30 ]

パ・リーグ   西武3―2オリックス ( 2022年8月26日    京セラD )

<オ・西>増田からウイニングボールを受け取る今井(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 プロ最多144球の力投が実った。西武・今井が9回まで4安打2失点。延長10回の代打・栗山の決勝犠飛を呼び込み、4勝目を挙げた。前回19日に続いて同学年の山本と投げ合い、前回は完投勝利を許していただけに「絶対先にマウンドを降りない。相手が先に降りたので、今日は俺がいかないと」と強い気持ちで9回も150キロ超えを連発した。

 作新学院では3年夏の甲子園で優勝投手になった。8回を終えて117球だったが9回は志願し「前回悔しい思いをした。優勝を目指して戦っていく」。チームは山本に7連敗中で、この日も黒星こそ付けられなかったが投げ勝った。辻監督は「2、3勝分の価値はある」。チームは連敗を2で止め、球団通算5000勝に王手をかけた。(神田 佑)

続きを表示

2022年8月27日のニュース