エフコム 打撃戦制し、新チーム名初の全国1勝 “後輩”活躍刺激に頂点へ

[ 2022年8月27日 13:18 ]

第46回全日本クラブ野球選手権大会第1日 1回戦   エフコムベースボールクラブ(東北・福島)8―6ジェイグループ(東海・愛知) ( 2022年8月27日    川崎・等々力球場 )

 チームに聖光学院OBが11人いるエフコムが、後輩の甲子園ベスト4に刺激を受けて躍動、初戦を突破した。4番に座る河野兼任監督初め、2番の渡辺翼、3番八百板らスタメン4人が同校OB。同点の7回には渡辺翼が左翼へ決勝の犠飛、続く八百板が右翼席へ貴重なソロ。9回も渡辺、八百板の単長打で好機を作り途中出場の島津が適時打と“聖光祭り”となった。

 聖光学院と同じ福島県伊達市が本拠地。富士通アイソテックベースボールクラブから昨年3月にエフコムとなり、新チーム名では初の全国大会で1勝を挙げた。「仕事の合間に(甲子園を)見てました。すごいですよね」と卒業から6年の渡辺翼が言えば、9年の八百板は「逆に後輩が優勝できなかったので俺たちがの思いもあります」と力強い。ベスト8に進出して優勝まであと3勝。打ち勝つ野球で頂点を狙っていく。
 

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2022年8月27日のニュース