巨人 岡本和の2点適時打で8回追いつくも…直後に登板クロールが2失点し来日初黒星

[ 2022年8月27日 21:11 ]

セ・リーグ   巨人4―6広島 ( 2022年8月27日    マツダ )

<広・巨>8回、勝ち越しを許し、ガックリ引き揚げるクロール(撮影・光山 貴大)
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 4位・巨人は27日、敵地での広島戦(マツダスタジアム)に4―6で競り負けた。2―4とリードを許した8回、岡本和の左前2点適時打で同点追いつくも直後に失点。8回から登板した5番手のクロールが1回2安打2失点(自責点1)と崩れ来日初黒星を喫した。

 試合は、「第91代4番」の中田が1点を追う4回、広島先発・遠藤の投じた初球、真ん中付近にきたチェンジアップを完璧に捉え左翼スタンド上段まで運ぶ16号逆転2ラン。14日広島戦以来11試合ぶりの一発を「打てるボールを積極的にいこうと思っていた中で、失投をしっかりと捉えることが出来ました。ホームランになって良かったです」と喜んだ。

 しかし、先発の直江が直後に失点。先頭の西川に3球目、高めに浮いたスライダーを捉えられ、バックスクリーン右へと飛び込む同点9号ソロを被弾。その後もマクブルーム、坂倉にも連打を許し降板。13日広島戦以来の登板は3回0/3を打者14人に対し63球、被安打5、被本塁打2、奪三振2、与四球1の3失点という内容に「先発として長いイニングを投げないといけなかったのですが、早く降板してしまいチームに申し訳ないです」と反省した。

 打線は5番・岡本和が8回に同点打。2死一、二塁から中田が四球を選んで満塁のチャンスが到来。ここで岡本和が左前へ2試合連続安打となる2点適時打を放ち、4―4と試合を振り出しに戻し、直江の黒星を消した。

 だが、またしても得点直後に失点。5番手のクロールが先頭の大盛に三塁打を浴び、いきなりピンチを迎えると、続く代打・菊池涼に右前適時打を打たれ勝ち越し点を献上。さらに1死一、二塁から遊撃手・坂本の失策によりもう1失点。来日1年目のクロールは1回30球、打者6人に対し被安打2、奪三振1、与四球1の2失点(自責点1)で10試合目の登板にして初黒星がついた。

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