カブス・誠也、特大8号ソロ メジャー自己最長133メートル、6連勝に貢献

[ 2022年7月28日 02:30 ]

ナ・リーグ   カブス4ー2パイレーツ ( 2022年7月26日    シカゴ )

<カブス・パイレーツ>8回、左越えに本塁打を放つカブス・鈴木
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 カブス・鈴木がメジャー自己最長となる436フィート(約133メートル)の特大弾を放った。3―2の8回、迷いのないフルスイングでチェンジアップを捉え、リードを2点に広げる左越え8号ソロ。スタンド最上段に置かれた柱を直撃しはね返って客席に戻り、当たらなければ確実に場外弾という当たりだった。

 「ボール球でも振っていたと思います」と、集中力を高めた打撃で6連勝に貢献した。試合は不思議な空気に包まれていた。8月2日(日本時間3日)のトレード期限前では本拠地最後の試合。低迷するカブスは昨季に続いて主力選手を売る側で、16年のワールドシリーズ制覇に貢献した捕手コントレラスは放出確実とされている。

 その同僚がチームを去るのは地元ファンも承知で、打席に入る時にはスタンディングオベーションで迎えられた。メジャー1年目の鈴木は「こっちならではの雰囲気で、凄くいいなと思いながら見てました」と明かし「入った時からずっと気にかけてくれた」とコントレラスに感謝。惜別の特大アーチだった。

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2022年7月28日のニュース