花巻東の新主将に高校通算74本塁打の佐々木麟太郎 今夏の盛岡中央戦では左手ひとさし指を骨折も右前打

[ 2022年7月28日 20:29 ]

花巻東・佐々木麟太郎
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 怪物が主将として東北勢初の日本一を狙う。花巻東・佐々木洋監督(47)の長男で高校通算74本塁打を誇る麟太郎内野手(2年)が28日までに新チームの主将に就任したことが分かった。

 また今夏の岩手大会準決勝の盛岡中央戦で守備の際に起きた接触プレーにより左手ひと差し指を骨折し28日に手術を受けたことも判明。スイングの再開までに約2週間かかる見通しだ。

 今夏の岩手大会では水沢との準々決勝で高校通算74号をマークし、巨人・岡本和真(智弁学園)を超えた。準決勝では盛岡中央に2―3で敗れたが、最速152キロ右腕・斎藤響介(3年)から2安打。その試合の3回の一塁守備の際に起きた接触プレーで左手ひとさし指を骨折したが、5回に斎藤が投じた144キロ直球を執念で右前打するなど、驚異的な勝利への執念を見せた。

 OBの菊池雄星(ブルージェイズ)、大谷翔平(エンゼルス)らを育てた名将の父とともに、まずは秋の岩手制覇を狙う。

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2022年7月28日のニュース