東海大相模、横浜にまさかのサヨナラ負け 原監督涙「1球に勝負を懸けて練習してきた3年生に申し訳ない」

[ 2022年7月28日 04:30 ]

第104回全国高校野球選手権神奈川大会決勝   東海大相模0ー1横浜 ( 2022年7月27日    横浜 )

<横浜・東海大相模>サヨナラで横浜に敗れ、ガックリの東海大相模・原監督(右)らナイン(撮影・会津 智海)
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 横浜にまさかのサヨナラ負けを喫した東海大相模ナインはグラウンドに崩れ落ちた。昨夏はコロナ禍のため準々決勝で辞退。当時の3年生もスタンドに駆けつけたが無念を晴らす聖地への道は断たれた。「1球に勝負を懸けて練習してきた3年生に申し訳ない。僕の指導が悪かった」。昨年9月に就任したOBで元巨人の原俊介監督は号泣する選手らを慰めながら自らも涙を流した。

 9回1死二塁の守備では右直で二塁走者が飛び出したが、右翼手・求(もとめ)航太郎(3年)の返球が悪送球になって走者が帰塁。直後にサヨナラ打を打たれただけに原監督は「紙一重の勝負。1個のミス、1プレーが流れを変えた。それを重く受け止めて次につなげたい」と言う。この場面ですでに三塁を回っていた二塁走者が三塁を踏み直さずに二塁へ戻っていた。アピールすれば併殺でチェンジとなっていただけに重大な局面だった。(秋村 誠人)

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2022年7月28日のニュース