【高校野球】敦賀気比は4大会連続甲子園 東哲平監督「力のないチームと言われて…」感無量

[ 2022年7月28日 13:26 ]

第104回全国高校野球選手権福井大会・決勝   敦賀気比-北陸 ( 2022年7月28日    福井県営 )

 敦賀気比が北陸を8―4で下し、4大会連続11度目の夏の甲子園大会出場を決めた。8月6日開幕の第104回全国高校野球選手権大会(17日間、甲子園)に出場する。北陸は6年ぶりの出場はならなかった。

 敦賀気比は両チーム無得点で迎えた3回に1死二、三塁から1番・浜野孝教の中前適時打で2点を先制。2死二塁からは3番・春山陽登の適時打で3-0とした。3回に北陸に1点を返されたが、5回に4番・上加世田頼希の適時打などで一挙5点。東哲平監督は「勝って当たり前、優勝して当たり前というすごいプレッシャーの中、選手たち全員本当に苦しい思いをしたと思う」とナインをねぎらった。

 投げてはエースで4番の上加世田が9回に北陸の反撃に遭いながらも1人で投げ抜き、甲子園切符をつかみ取った。

 選抜大会は2015年に優勝経験があるが、夏の甲子園大会は1995年、2014年の4強が最高成績。今春選抜は初戦の広陵戦で敗退しており、主将の春山は「選抜では恥ずかしい試合をしてしまったので、選抜の借りを絶対に返す」と宣言。壁を超え、さらにもう一つ上へ。挑戦が始まる。

◇敦賀気比 甲子園への足跡◇
1回戦 12-5 高志
2回戦 7-0 福井商
準々決 5-0 丹生
準決勝 5-0 啓新
決 勝 8-4 北陸

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2022年7月28日のニュース