新守護神コーディエ打たれた 福良監督「心配していたこと出た」

[ 2016年3月26日 08:31 ]

<西・オ>9回、メヒアにサヨナラ打を浴び、肩を落としてベンチへ引き上げるコーディエ(中央)

パ・リーグ オリックス4-5西武

(3月25日 西武D)
 まさに悪夢だった。1点リードの9回。オリックスのコーディエが抑えて開幕戦の連敗記録ストップとなるはずが、新守護神は敵地の雰囲気に飲み込まれた。オープン戦は5回を無安打無失点と完ぺきだったはずが、この日は面影なし。「心配していたことが出た。(球を)置きにいっていた」と福良監督も肩を落とした。

 1死から秋山に四球を与えて、けん制悪送球で二塁へ進まれる。カウント3―1からストライクを取りにいって、栗山に右中間への適時三塁打を浴びて同点。さらにメヒアにサヨナラ打。コーディエは「良い日もあれば悪い日もあるが、きょうは悪い日。1点を守れなかった責任は自分にある」と肩をすぼめた。

 実は開幕直前、指揮官は「始まってみないと分からない。最初は3点差ぐらいでいかせたいな」と“心配”していた。くしくもこれが的中してしまい、開幕戦は5年連続黒星。61~65年に並ぶ球団ワーストタイ記録となった。昨年開幕3連敗した西武プリンスドームの悪夢も払しょくできず。モレル、ボグセビックの両助っ人に適時打が生まれるなど、新生福良丸の船出となるはずだったが、まさかの逆転負けとなった。

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2016年3月26日のニュース