黒田 粘って今季初勝利「バックに助けられた」好守&打線に感謝

[ 2016年3月26日 17:35 ]

<広・D>今季初登板で力投する広島先発・黒田

セ・リーグ 広島3―1DeNA

(3月26日 マツダ)
 広島にチーム今季初勝利をもたらしたのは、プロ20年目シーズンを迎えた黒田だった。初回の3者凡退以外は7回まで全て走者を背負う投球、9安打されながらも巧みにコースを突いて1失点にしのいだ。

 98球の初登板について黒田は「内容は考えず結果を求めてピッチングした。リズムは良くなかったがバックに助けられた」と振り返り、好返球で追加点を阻止し、決勝打を放った天谷、同点打の新井に「あれがなければ苦しいピッチングになっていた」と感謝した。

 緒方監督も「(好投の)黒田、天谷、新井の3人ですね」と勝因となったキーマンを称賛。黒田はこれで日米通算194勝目、節目の200勝が近づいたが本人は「意識していない。結果として(通算200勝に)そうなればいい。1年間力を合わせて戦っていきたい」と、長いシーズンへあらためて気合を入れ直していた。

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2016年3月26日のニュース