東邦 藤嶋粘投も2回戦敗退 森田監督「勝負どころで甘かった」

[ 2016年3月26日 15:31 ]

<明石商・東邦>明石商に敗れて球場を引き揚げる東邦ナイン

第88回選抜高校野球大会第7日・2回戦 東邦0―3明石商

(3月26日 甲子園)
 優勝候補の東邦が2回戦で大会から姿を消すことになった。

 先発の藤嶋は8安打3失点で8回を完投。粘りの投球を見せたが、打線が明石商のエース・吉高の前に5安打5奪三振という内容で完封を許した。

 森田監督は「吉高投手は評判どおりの好投手だった」と相手の右腕に賛辞を送ると、「対策としては変化球に対しては目線を上げて、ストレートでは目線を下げるといういつもの基本に忠実な指示を出した」とコメント。しかし、スコアボードに「0」が並ぶ結果に終わり、「捉えきることができなかった」と肩を落とした。

 藤嶋については「よく粘った」と評価しながらも、「ここぞのところでボールが高かった」と勝負どころでの投球を森田監督は悔やんだ。夏に向けての課題を問われると、「より精度の高い守りと藤嶋には低めに投げる技術を学んでほしい」と話し、再び甲子園の地に戻ってくることを誓っていた。

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2016年3月26日のニュース