現役単独トップ 涌井開幕5勝目「最多勝」対決制した

[ 2016年3月26日 05:30 ]

<ロ・日>力投する涌井

パ・リーグ ロッテ3-2日本ハム

(3月25日 QVC)
 2年連続で7度目の開幕投手を務めたロッテの涌井が7回4安打無失点。現役単独トップの開幕戦5勝目を挙げた。初回2死二塁で4番・中田を迎えると、この日最速の149キロ直球で追い込み「狙いにいった」と146キロの外角直球で見逃し三振斬り。7三振を奪って大谷との「昨季最多勝対決」を制した右腕は「地元・千葉で勝てたのはいいこと」と笑みを浮かべた。

 昨季全28試合でバッテリーを組んだ田村が背中の張りで欠場するアクシデントにも動じず、貫禄の103球。キャンプ中の2月3日に大役に指名した伊東監督は「最高の投球。球がうなっていた」と絶賛した。

 ≪開幕戦通算5勝2敗≫涌井(ロ)が開幕戦先発勝利。西武時代の5度と合わせ自身7度目の開幕投手で、これで通算5勝2敗とした。開幕戦5勝は、石川(ヤ)の4勝を上回り現役投手の単独最多。またパで5勝は鈴木啓(近鉄)9勝、山田(阪急)8勝、村田(ロ)6勝に次いで歴代単独4位となった。

続きを表示

2016年3月26日のニュース