ロッテ 守護神・西野が開幕2試合連続S「たまたまです」

[ 2016年3月26日 19:38 ]

<ロ・日>9回表2死から中田を投ゴロに打ち取る西野

パ・リーグ ロッテ6―4日本ハム

(3月26日 QVCマリン)
 ロッテが開幕2連勝。守護神・西野が12球団でただ一人、2試合連続セーブを挙げた。2点差で迎えた日本ハム2回戦(QVCマリン)の9回、先頭の西川を138キロのフォーク、田中賢を139キロのフォークで連続空振り三振に取ると、中田は1ストライクから113キロのカーブで投ゴロに仕留めた。

 「益田さん、松永さん、内さんが安定しているので、いいリズムで投げられる」。侍ジャパンの守護神としても期待される右腕は、中継ぎ陣の仕事に感謝を忘れない。開幕直前に行われた球団の出陣式では、関係者の前で色紙に「セーブ王と小林雅超え」と書き込んだ。現ブルペン担当投手コーチでもあり、ロッテ守護神の代名詞・小林雅英の持つシーズン37セーブの球団記録を視野に入れる。

 1点差で迎えた開幕戦も3人で締めた。開幕から2試合連続セーブに「たまたまです。タイミングに恵まれています」と笑顔を浮かべた守護神3年目。開幕戦で負傷した大谷が腰椎椎間板症で全治3週間と診断された。その不安は、守護神の頼もしい安定感が払しょくした。

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