龍谷大平安 エース・市岡が142球の力投「始めから完封を意識」

[ 2016年3月26日 11:57 ]

<龍谷大平安・八戸学院光星>八戸学院光星を相手に完封勝利をおさめた龍谷大平安・市岡

第88回選抜高校野球大会第7日・2回戦 龍谷大平安2―0八戸学院光星

(3月26日 甲子園)
 龍谷大平安のエース・市岡が八戸学院光星の打線を5安打完封。142球の力投でチームを2年ぶりの準々決勝進出に導いた。

 八戸学院光星を打撃のチームと考えていた市岡は「気持ちで抑え込もうと始めから完封を意識していた」と話し、「序盤のピンチも落ち着くことができた」と試合を振り返った。

 その後も「声援が力になったし、先制点も自分のピッチングに良い影響を与えた」と笑顔で汗を拭う左腕。思惑通りのシャットアウトについては「素直にうれしいが、制球が乱れた」と6四球の反省も忘れなかった。

 2点リードで迎えた9回は三者凡退としたが、「1点取られると相手の流れになるので、最後は3人で抑える気持ちだった」と、市岡はこの日の投球と同様、力強いコメントを残した。原田監督は「市岡が本当によく粘ってくれた。うれしかった。粘り強さは秋からの成長」とエースの活躍を褒めた。

続きを表示

2016年3月26日のニュース