照ノ富士ら3力士が初日から全勝キープ 若元春は初黒星 大栄翔は豊昇龍との1敗対決制す

[ 2023年5月19日 17:54 ]

大相撲夏場所6日目 ( 2023年5月19日    両国国技館 )

錦木(右)を小手投げで下す照ノ富士(撮影・久冨木 修)
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 4場所ぶりに復帰した横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)は、前頭4枚目の錦木(32=伊勢ノ海部屋)を小手投げで下し、初日から無傷の6連勝。前頭6枚目・明生(27=立浪部屋)、前頭14枚目・朝乃山(29=高砂部屋)も全勝をキープした。関脇・若元春(29=荒汐部屋)は前頭筆頭の阿炎(29=錣山部屋)に肩透かしで敗れ初黒星。大栄翔(29=追手風部屋)と豊昇龍(23=立浪部屋)の関脇1敗対決は大栄翔に軍配が上がった。

 先場所優勝の霧馬山は翔猿を上手投げで下し1敗をキープ。前日5日目に翔猿に敗れた2敗目を喫したカド番大関・貴景勝は錦富士を押し出し、連敗は免れた。
 
 9場所ぶりの幕内復帰を果たした元大関の朝乃山は初顔合わせとなった水戸龍を寄り切りで下し6連勝。巡業で右四つを教わった栃ノ心の引退に「稽古場でもがっぷりになると勝てなかった。肌で感じたことが思い出。少しでも活躍して恩返ししていきたい」と、恩人のためにも白星を積み重ねていくことを誓った。

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