18歳・千葉百音「かなえたい夢のために」26年ミラノ五輪へ新天地で再スタート

練習する千葉百音（撮影・岸　良祐）
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　フィギュアスケートの木下アカデミーが19日、京都府宇治市内でステファン・ランビエル・コーチが指導すチームとの合同合宿を公開した。

　今月に木下アカデミーに移籍した女子で四大陸選手権銅メダルの千葉百音は来季シニアに本格参戦。「おそらく海外派遣もあると思う。シニアの大会でも通用するスケーティングの大きさとジャンプを安定させたい」と意気込んだ。

　今月に引っ越したばかりだが、充実感を感じている。「皆さんにとってはいつもより楽な練習が、私にとってはいつもよりだいぶハードな練習」と笑う。「大学に入ってからか今季移籍か物凄く悩んだ。26年にかなえたい将来の夢のために、準備期間が2年では足りないと思った。もっと刺激のある練習をしたいと思った」と移籍の理由を明かした。

　今月1日に18歳になりファンからは「心のこもったプレゼントやお手紙をいただき、感謝の気持ちでいっぱい」と語り「責任ある行動を心がけたい」と自覚も口にした。

　千葉を指導する浜田美栄コーチは「スケートが奇麗。ミラノ五輪まであと3年あるので、奇麗さプラス速さに挑戦しようということで、SPは軽快な曲を話し合って選んだ」と話す。トリプルアクセル、4回転ジャンプ投入も視野に入れているが、同コーチは「滑りが奇麗なのでそれを失わないように。それプラス、ジャンプができていければ」と構想を明かした。