時疾風が藤青雲との新十両対決制して3勝目「体力的にはキツいけど気持ち的には楽」十両でも堂々

[ 2023年5月19日 21:23 ]

大相撲夏場所6日目 ( 2023年5月19日    東京・両国国技館 )

藤青雲(下)を寄り倒しで下す時疾風(撮影・久冨木 修)
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 新十両同士の対戦は、時疾風(26=時津風部屋)が藤青雲(25=藤島部屋)を下して3勝3敗とした。

 立ち合いですぐに得意の左を差すと、もろ差しで先に攻めて右ですくい投げを打ってから寄り倒した。ともに学生相撲出身で同時新十両の2人。大学時代は1勝1敗、幕下では時疾風の2勝1敗と過去の対戦成績は拮抗しており「負けたくない気持ちはありました」と気合が入った。

 これで両者ともに3勝3敗。時疾風はここまでの6日間を振り返り「体力的にはキツいけど気持ち的には楽ですね」と話した。1場所7番の幕下以下の時の方が、一番にかかる重みが大きかったという。「緊張は幕下の頃よりはないと思います」。十両の土俵が性格的には合っているようだ。

 前日はNHK放送の中入り企画「新十両紹介」に出演。こちらも緊張はしなかったようで「取組の方が全然緊張します」と堂々の対応を見せていた。

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