リーグワン決勝は切り札投入も鍵 埼玉・坂手「いい選手がそろってる」 東京ベイ・立川「最高の23人」

[ 2023年5月19日 20:43 ]

トロフィーの前で握手を交わす埼玉・坂手(左)と東京ベイ・立川の両主将(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 ラグビーリーグワンのプレーオフ決勝・埼玉(旧パナソニック)―東京ベイ(旧クボタ)戦は20日に東京・国立競技場で行われる。19日には会場で両チームの指揮官と主将が前日会見に臨んだ。

 鍵を握るのは切り札たち。連覇を狙う埼玉のフッカー坂手淳史主将は決勝戦のポイントとして「お互い、インパクトプレーヤーにいい選手がそろってる。ゲームに(大きく)関わってくる」と挙げた。逆転勝ちを得意とする昨季王者にはフッカー堀江翔太、SO/FB山沢拓也、WTB竹山晃暉らがリザーブから“ここぞ”の出番に備えている。ロビー・ディーンズ監督は「交代のタイミングは分からないよ」とけむに巻いたが、投入のタイミングを狙っている。

 前身のトップリーグ時代から通じて初の決勝進出を果たした東京ベイのCTB立川理道主将も壇上で負けじと「こちらも、インパクトのあるプレーヤーを(リザーブに)そろえた。23人で戦うことが重要」と語った。ともに体重120キロ超のオペティ・ヘル、ヘル・ウヴェといった自慢のFW陣が控える。フラン・ルディケ・ヘッドコーチは「タフな試合になる。一瞬でいろいろ変わる」と見据えた。

 連覇か、初制覇か――。坂手は「自信はもちろんある」と言葉に力を込め、立川は「最高の23人でいいプレーをする」と待ち望んだ。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年5月19日のニュース