石川佳純「卓球に夢中になった23年間」「スポーツ分野などの勉強もしてみたい」

石川佳純引退会見 （ 2023年5月18日 ）

笑顔を見せる石川佳純（撮影・尾崎　有希）
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　【石川と一問一答】

　――これまでを振り返って。

　「素晴らしい経験をさせてもらった。卓球に夢中になった23年間だった。応援のおかげで夢に向かって全力で走り続けることができた」

　――引退を最初に伝えたのは？

　「家族にLINE（ライン）で。両親も妹も“お疲れさま、よく頑張ったね”と言ってくれた」

　――印象に残る試合は？

　「1つ目は、ロンドン五輪でメダルを決めた準決勝のシンガポール戦。ゾーンに入ったぐらい調子が良くて、鮮明に覚えている。2つ目は、世界一になった17年の世界選手権の混合ダブルス。1―3から追いついて、我慢の連続からもぎ取った勝利だった」

　――パリ五輪を目指す後輩への思いは？

　「五輪（代表選考の）レースは精神的にも肉体的にも凄くハード。五輪の舞台も含め、大変な時間ではあるが、今しかできない素晴らしい時間。後悔のないように思う存分やりきってほしい」

　――今後の活動は？

　「卓球教室で47都道府県を回る。今まで練習や遠征ばかりで勉強する機会がなかったので、スポーツ分野などの勉強もしてみたい」