小平奈緒 引退セレモニーでりんご1000個を観客に配るサプライズ「皆さまに食べていただきたい」

[ 2022年10月22日 16:43 ]

スピードスケート全日本距離別選手権第2日 ( 2022年10月22日    長野市エムウェーブ )

<スピードスケート全日本距離別選手権第2日>引退セレモニーで場内を一周し手を振る小平(撮影・会津 智海)
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 18年平昌五輪金メダリストの小平奈緒(36=相沢病院)が現役ラストレースとなる女子500メートルに出場し、37秒49で8年連続13回目の優勝を果たした。

 自身が17年にマークした大会記録37秒25には届かなかったが、最終組で滑り2位となったこの種目の北京五輪銀メダリストの高木美帆(28=日体大職)を0秒69差で抑えた。

 競技終了後に開催された引退セレモニーではリンクをゆっくりと1周。観客の声援に手を振って応え、日本スケート連盟前会長の橋本聖子氏から花束を贈呈された。19年秋の台風19号で被災した地元長野の農家からりんご1000個を購入して、観客に配布するサプライズも実施。「こんなにたくさんの方が来てくださるとは予想できなかったので、皆さんの分を用意できなかった」とした上で「りんご1000個を購入して皆さんに食べていただきたいと思い用意しました」と語った。

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