高校男子・中村「努力実った」V 女子・小針は強気に「攻めた」優勝 高校・中学ゴルフ選手権東北大会

[ 2022年10月22日 04:01 ]

スポニチ主催令和4年度全国高等学校・中学校ゴルフ選手権秋季東北大会 ( 2022年10月21日    福島県 棚倉田舎C=高校・中学男子7127ヤード、パー72、高校・中学女子6224ヤード、パー72 )

高校男子の部優勝の中村と同女子の部優勝の小針
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 高校の部の男子は中村駈(宮城・東北2年)がトータル150で、女子は小針遥花(福島・白河2年)が145でともに逃げ切り優勝した。中学の部は男子が西山大翔(福島・ふたば未来学園3年)がトータル150で、女子は横山椿咲(宮城・荒浜3年)が152でそれぞれ逆転優勝。27人が来年3月に兵庫県三木市で行われる全国大会に出場する。

 <高校男子>最終日は76だった中村は「60台を目指していたので納得のいくゴルフではなかった」と悔しい表情を見せた。5歳からゴルフを始めたが、小学5年生の時に肘の手術を受け、4年間競技から遠ざかった苦労人。復帰後は父と練習法を模索するなど二人三脚でブランクを乗り越え、今夏の東北大会で復活優勝を遂げた。秋季大会も制し「努力が実った」と笑みを浮かべ「全国大会は3日間のトータルをアンダーで回って1桁順位に入りたい」と目標を掲げた。

 <高校女子>初優勝の小針は「地元の福島の選手と同組だったのでリラックスして回れた」と笑顔を見せた。得意のウッドがうまくコントロールできなかったが、「バーディーを取ることを意識して攻めた」と9番では7メートルのパットを沈めるなど、強気のプレーで首位を守り切った。棚倉田舎Cは平日の夜や週末に練習を行うホームコース。「いつもお世話になっている方に感謝したい」と話し「飛距離を伸ばせるように練習したい」と全国大会へ気合を入れた。

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2022年10月22日のニュース