正代「“地獄の大関昇進パーティー”って書かれてましたけど」自虐ネタで笑わせる　秋巡業甲府場所

報道陣の取材に応じる正代（撮影・前川　晋作）
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　大相撲秋巡業が22日、山梨県甲府市のアイメッセ山梨で行われ、九州場所（11月13日初日、福岡国際センター）をカド番で迎える大関・正代（30＝時津風部屋）が報道陣の取材に応じた。

　秋場所は4勝11敗と大きく負け越し。「凄く苦しい場所だった」と振り返った。熊本県出身の正代にとって九州場所はご当所。「元気のある相撲を取って地元の人たちを安心させたい。一気に攻める相撲が取れたらなと思っています」と意気込んだ。

　新大関から2年。あす23日にはようやく大関昇進パーティーが開かれる。陥落危機のカド番で晴れの日を迎えるため胸中は複雑。「“地獄の大関昇進パーティー”って書かれてましたけど」と、ネットの声を気にする自虐的な“正代節”で笑わせ「最近元気がない相撲が多いので、皆さんから元気をもらおうかなと。そういう会にできたら」と、九州場所へ英気を養う考えを示した。