ラグビー女子日本代表・南早紀主将 南ア戦勝利で手応え「苦しい場面でもディフェンスできた」

[ 2022年7月24日 22:57 ]

ラグビー太陽生命チャレンジシリーズ2022   日本15―6南アフリカ ( 2022年7月24日    岩手・釜石鵜住居復興スタジアム )

南アフリカに勝利してスタンドに笑顔で手を振るサクラフィフティーン(日本ラグビー協会提供)
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 ラグビーの15人制女子日本代表(世界ランキング12位)は南アフリカ代表(同13位)を15―6で下した。国内での代表戦は5年ぶり。10月開幕のW杯ニュージーランド大会に向け、今夏4戦行う強化試合の初戦を白星で飾った。第2戦は30日に埼玉・熊谷ラグビー場で行われる。

 サクラフィフティーンは前半を5―6のビハインドで折り返したが、フランカー斉藤聖奈(30=三重パールズ)が後半24分に逆転トライ。試合を通して粘り強いディフェンスを披露し、相手をノートライに抑えた堅守も光った。

 プロップ南早紀主将(26=横河武蔵野)は「(相手に)トライを取らさず、自陣の苦しい場面でもディフェンスできた。セットプレーでもプレッシャーはかかっていたけど、自分たちが良いリズムで、自分たちのペースで(試合を)運ぶことができた」とうなずいた。

 今秋のW杯に向け、国内で戦う貴重な4試合。残り3戦へ「自分たちのミスで相手にボールを渡してしまうところが多くあったので、そこは次の試合に向けて規律を整えて挑みたい」と課題を口にした。

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2022年7月24日のニュース