ウクライナの柔道家ビロディド 東京五輪銅メダルから1年を報告 戦火を逃れ現在はスペインを拠点に

[ 2022年7月24日 20:16 ]

銅メダルを首にかけ、手を振るビロディド(AP)
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 女子柔道のダリア・ビロディド(21=ウクライナ)が24日、自身のインスタグラムを更新し、東京五輪の柔道女子48キロ級で銅メダルを獲得してからちょうど1年たったことを報告した。

 ビロディドは銅メダルを首にかける写真などを投稿し「ちょうど1年前、東京オリンピックで銅メダリストになりました。信じられない思い出」とウクライナ語でつづった。

 ビロディドは身長1メートル72のスレンダーな9頭身美人としても有名だったが、東京五輪でウクライナ女子柔道界に初の五輪メダルをもたらした。だが、今年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まると生活は一転。ビロディドは自身のインスタグラムで爆撃を受けているウクライナの様子などを投稿。「私たちが求めるものは平和です。普通に生活することです」などと訴えた。その後、3月に母、祖母とともにスペインのバレンシアに避難。現地の道場柔道の練習を行なっている。

 フォロワーからは「頑張って」「日本にまた来てください 応援してます」「素晴らしい」などの声が寄せられている。

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2022年7月24日のニュース