貴景勝「自分の攻めをしたかった」、若隆景に敗れ首位との差縮まらず

大相撲名古屋場所14日目 （ 2022年7月23日    ドルフィンズアリーナ ）

＜大相撲名古屋場所14日目＞若隆景（左）に送り出しで敗れた貴景勝（撮影・椎名　航）
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　3敗の貴景勝も敗れた。若隆景の右の差し手を抱え、思い切ってとったりで振り回したが土俵際しぶとく残された。中に入られて後ろにつかれて万事休す。「自分の攻めをしたかった」と悔やんだ。

　首位との差は縮まらず、自力優勝の可能性はない。千秋楽で逸ノ城が負けた場合のみ、結びで照ノ富士を3敗から引きずり降ろして巴戦に持ち込むことができる。逆転優勝へ「同じ気持ちで」と短い言葉に決意を込め、足早に引き揚げた。