羽生にジュニア時代の恩師・都築コーチがエール「新たな挑戦を」、宇野「道しるべだった」

[ 2022年7月20日 05:25 ]

羽生結弦 プロスケーター転向

会見に臨む羽生(撮影・小海途 良幹)
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 ジュニア時代の羽生の恩師、都築章一郎コーチは教え子の決断に「ご苦労さまという言葉は使いたくない。これから新たな挑戦をしてほしい」とエールを送った。幼少期から指導し、“アクセルはジャンプの王様”と教えた。愛弟子が切り開いたジャンプの可能性に「羽生結弦はトリプルアクセルから羽ばたいていったスケーター。大きな武器になってくれたと思う」と誇らしげに語った。

 ▼宇野昌磨 競技会で同じ競技者として会えないことにはまだ実感がない。最前線を何年も走り続けていく姿勢は誰もまねできないし、背中を追い続ける僕にとっては大きな道しるべだった。切り開いてくれた道を後輩や次の世代につないでいけるように頑張る。

 ▼鍵山優真 現役生活、本当にお疲れさまでした。羽生選手の挑戦し、夢を追い続ける姿勢は自分にとって最も学んだことの一つです。

 ▼紀平梨花 羽生選手と同じ時代でスケートができ、本当に光栄でした。今までスケーターとしてお手本を見せてくださり、美しいスケートを見せてくださり、本当にありがとうございました。

 ▼山下泰裕JOC会長 東日本大震災のときも、新型コロナウイルス禍で多くの方が不安を感じているときも、常に自身のパフォーマンス、自身の姿を通じて、社会に何を伝えられるかを深く考え、行動に移してくれた。これからも、スポーツの力を通じて社会に夢と前向きな影響を与え続けてくれることと思う。

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2022年7月20日のニュース