【世界陸上】柳田大輝 400メートルリレーはアンカー起用か「自分の走りを貫きたい」

[ 2022年7月20日 18:38 ]

柳田大輝(代表撮影)
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  男子400メートルリレーに出場する柳田大輝(18=東洋大)が、22日(日本時間23日)の予選に向けて決意を語った。

 19日にユージン市内の練習場で調整。鈴木涼太(スズキ)らとバトンパスなどのメニューを終え、報道陣の取材に応じた。

 「ハキームさんが100メートルの決勝に残って、200メートルでも(日本の選手が)決勝に残っている。凄い良い雰囲気だと感じているので。勢いに乗っていけるように、自分も調子を上げることだけを考えて調整しました」

 リレーチームでは最年長の小池祐貴(住友電工)が前日18日に新型コロナウイルス感染症の陽性が出たため、男子200メートルとともに男子400メートルリレーも欠場することが決まった。危機的状況の中、小池の起用が予想されていたアンカーを柳田が務める可能性がある。まだ走順などは伝えられいないが、良い意味で予想を裏切ろうと燃えている。

 「(アンカー起用などを)あんまり世の中の方々は予想していないと思うので。“柳田じゃない方が良かった”と言われたら恥ずかしいし、今まで走ってきた方々の歴史を汚すことにもなってしまう。自分の走りを貫きたい」

 昨年の世界リレーでは400メートルリレーでアンカーを担い、日本の3位に貢献した18歳。男子100メートルに出場したサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)や坂井隆一郎(大阪ガス)らとともに世界と戦う。

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2022年7月20日のニュース