村上佳菜子 小3から交流あった同い年・羽生結弦にエール「一人の人間としての人生も楽しんでね」

[ 2022年7月20日 11:49 ]

村上佳菜子
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 プロフィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子(27)が20日、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。競技の一線から退くことを表明し、プロスケーター転身を表明した羽生結弦(27)=ANA=についてコメントした。

 94年の生まれで幼い頃から交流があり、14年ソチ五輪ではともに日本代表として出場した2人。そんな羽生の決断に村上は「まさに羽生さんらしいなという会見でした。競技会から離れてプロに転向するときは、いわゆる引退と言われているもので、私も先輩の会見で涙を流すことが多かったですが、羽生さんの会見は逆にこれからの羽生さんの姿が楽しみでワクワクを感じさせました」と印象を語り「本当にとても楽しみ。どんなプロスケート界をつくっていってくれるんだろうという期待感の方が大きいですね」と期待した。

 小学3年生の時に初めて羽生と顔を合わせたといい「スケートが大好きで、とことん追求する人だな、という印象が小さい頃からあった」と回顧。幼なじみとして、今回の決断について「自分がやりたいって思うことをクリアにすることが理想なのかな。これまでは2連覇するというのが本人の目標だったと思うのですが、そこを乗り越えてしまった。次、本人は回転半を成功させたいという思いがあって、そのために競技会だと勝たなきゃいけないという部分もついてくるので、そこが重りとなってしまうから、自分の今やりたいスケートを見せたいという意味で競技会から離れるという決断をしたのかなと思います」と分析した。

 村上は、羽生が目指す4回転半について「本当に追求していけば半年くらいでできてしまうんじゃないかな。1年以内には絶対にできてしまうんじゃないか」と推測。また、村上同様タレント活動をすることがあるかと聞かれると「どうですかね…あるかもしれないですし、以前映画に出ていたこともあるので、そういう道もあると思います。本人からは聞いてはいないので、そこも楽しみです」と話した。

 新たな一歩を踏み出した羽生について「競技者として我慢してきたことも沢山あると思うので、これからはフィギュアスケーターとしてはもちろん、一人の人間としての人生も楽しんでね、とメールを送りました」と明かした。

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