池江「素直にうれしい」3冠!余力残して50メートル自由形も制した

[ 2022年5月1日 16:40 ]

競泳日本選手権最終日 ( 2022年5月1日    横浜国際プール )

女子50メートル自由形決勝、優勝した池江(左)は五十嵐と抱き合う(撮影・小海途 良幹)
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 アジア大会(9月、中国・杭州)の代表選考会を兼ねて行われ、池江璃花子(21=ルネサンス)は女子50メートル自由形で復帰後自己ベストの24秒78で優勝。派遣標準記録には届かなかったが、50メートルバタフライ、100メートル自由形に続く3冠を達成。午後5時18分開始予定の100メートルバタフライで2年連続の4冠を狙う。

 3月の国際大会代表選考会では思うようにタイムが伸びず、世界選手権(6月、ブダペスト)の出場権を逃した。今大会に向け、日本記録を連発していた18年の泳ぎの映像を確認。闘病前と比べて持ち味である肩甲骨の可動域の広さを生かせていないことに気付いた。片手で泳ぐトレーニングなどで大きな泳ぎを体に染みこませることを徹底。ウイングスパン(両手を広げた幅)1メートル86の長い両腕を最大限に使った泳ぎを取り戻すことに注力した。

 ▼池江 (派遣標準記録には届かなかったが自己ベスト)復帰後ベストを出せて素直にうれしいなと思います。この後、100(メートル)のバタフライがあるので少し余力を残して、この50(メートル自由形)は泳ぎたいなと思っていたので、しっかり優勝もできて良かったです。

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