埼玉が13連勝 メンバー大幅入れ替えで初代王者へ盤石 ラグビーリーグワン

[ 2022年5月1日 18:34 ]

ラグビーリーグワン第15節   埼玉39―10東葛 ( 2022年5月1日    千葉・柏の葉公園総合競技場 )

<東葛・埼玉>プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれ、キャップを贈呈された埼玉のSH小山(右)
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 上位4チームによるプレーオフ進出を確定させている埼玉が、東葛を39―10で破り、13勝目を挙げて勝ち点を57に伸ばした。埼玉は開幕直後の2戦連続不戦敗後は13連勝。最終節では2位の東京ベイと対戦する。

 埼玉は前節の横浜戦から先発9人を入れ替える大胆なメンバー構成。その中で4試合ぶりの先発起用されたSH小山が先制トライを含む2トライでプレーヤー・オブ・ザ・マッチの活躍を見せ、40歳でロックのヒーナンは今季初出場初先発で80分間フル出場と獅子奮迅の働き。慶大出身バックスの丹治は途中出場でリーグデビューを果たすなど、23人全員が役割を果たした。

 シーズンは残すところ3試合。レギュラーシーズン最終節では2位の東京ベイと対戦し、その後はプレーオフ準決勝、同決勝(準決勝敗戦の場合は3位決定戦)と大事な試合が続く。ロビー・ディーンズ監督は「すでにプレーオフを決め、出場時間が長い選手がいる。(若手らに)ゲームタイムを与え、経験者がサポート役に回ることもチームにとってプラスになる」とメンバー編成の意図を説明。リーグワン初代王者へ「フィジカル、メンタル共にいい準備をしたい」と話した。

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