首痛から復帰の西郷 ベストスコア68!2差2位浮上、地元・千葉で狙う今季4勝目

[ 2022年5月1日 05:30 ]

女子ゴルフツアー パナソニック・オープン第2日 ( 2022年4月30日    千葉県 浜野GC=6660ヤード、パー72 )

6番、ティーショットを放つ西郷(撮影・会津 智海)
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 4打差9位から出た西郷真央(20=島津製作所)が5バーディー、1ボギーでこの日ベストスコア68をマークし、通算6アンダーの2位に浮上した。同じく68で通算8アンダーの単独首位に立ったテレサ・ルー(34=台湾)とは2打差。首痛による欠場から3週ぶりの復帰戦で今季4勝目を狙う。

 晴天ながら不規則な強風が吹きつける。3番パー4。西郷が50度のウエッジで放った残り103ヤードの第2打はピン奥に着弾し、バックスピンでカップをかすめて50センチにピタリとついた。2日間のパーオン率は全体1位の88・89%。復帰戦でもやはり、武器のアイアンショットは高精度だ。
 
 「風が強い中で前半でスコアを伸ばせたので、後半もいい流れで回れたと思う」

 寝違えによる重度の首痛で、直近2戦は欠場を余儀なくされた。練習を再開できたのは4月22日。「凄く不安はあった」。ただ、その間は男女のツアーをテレビなどでチェック。「私も早くプレーしたいなと思ったし、勉強にもなった」と努めて前向きに過ごし、モチベーションを維持してきた。

 2打差2位で迎える最終日。「久しぶりのトーナメントで、こういう順位でプレーできるのは自信になる」。今季ここまで出場した6戦で3勝と無類の強さを発揮する20歳。地元・千葉で早くも4勝目となるか。

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2022年5月1日のニュース