BL東京“らしさ”発揮!SH小川高廣「東芝のラグビーが戻ってきた」 伝統的強みでPO進出王手

[ 2022年5月1日 21:40 ]

ラグビーリーグワン第15節   BL東京27―3東京SG ( 2022年5月1日    味スタ )

<BL東京・東京SG>東京SGに勝利し喜ぶリーチ(中央)らBL東京フィフティーン (撮影・白鳥 佳樹)
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 4位のBL東京(旧東芝)が、上位4チームによるプレーオフ(PO)進出へ王手をかけた。首位の東京SG(旧サントリー)をノートライに抑え、27―3で勝利し、5連勝で10勝目。3トライ差以上の勝利に付与されるボーナスポイントを含む勝ち点5を積み上げ、同49で4位を死守した。

 ノーサイドホイッスルが味スタに響き渡ると、BL東京の選手たちは勝利の雨に浸った。この日の来場者数は、ここまでのリーグワンの試合で2位となる1万169人。会場は大きな拍手で包まれた。

 勝因は“らしさ”だった。東芝時代から伝統的な強みであるFW戦を展開。自陣に攻め込まれても強烈なタックルで失点を防いだ。6―3の前半35分には敵陣左ゴール手前からラインアウトモールで押し込み、最後はフッカー橋本大吾(28)がトライ。共同主将を務めるSH小川高廣(31)は「FWありがとうって感じ。東芝のラグビーが戻ってきた」と感謝した。

 レギュラーシーズンは残り1試合。最終節の静岡(旧ヤマハ発動機)戦(8日、ヤマハ)に勝てばPO進出が決まる。小川は「自分たちのラグビーをアタックでも、ディフェンスでも見せることができた。来週も同じように準備していきたい」と見据えた。

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2022年5月1日のニュース