NFLドラフトで全米王者のジョージア大から15人が指名 7巡目制では史上最多

[ 2022年5月1日 12:21 ]

NFLドラフトでジャガーズに全体トップで指名されたジョージア大DEのウォーカー(AP)
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 NFLドラフトは4月28日から30日にかけて1巡目から7巡目までの指名を終了。昨季の全米大学王座決定戦でアラバマ大を下して41年ぶりに全米王者となったジョージア大からは、ジャガーズが全体トップでその名をコールしたDEのトレバー・ウォーカー(21=196センチ、123キロ)を含めて15人が指名された。

 NFLドラフトの同一大学からの最多指名は12巡目まであった1984年の17人(テキサス大)だが、7巡目制となった1994年以降の最多指名は2004年のオハイオ州立大と2020年のルイジアナ州立大の14人。今ドラフトでは6巡目に入って全体212番目でデリオン・ケンドリック(21=CB)が14人目、直後の213番目にジョン・フィッツパトリック(22=TE)が指名されたところでジョージア大は現行システムでは最多の15人となった。

 昨季のスーパーボウルを制したラムズは3巡目(全体40番目)のローガン・ブラス(22=ウィスコンシン大OG)を筆頭に7巡目までに8人を指名したが、このうち4人がDB(コーナーバック3人、セーフティー1人)となった。

 QB最上位指名は1巡目(全体20番目)にスティーラーズが指名したピッツバーグ大のケニー・ピケット(23=191センチ、100キロ)で7巡目までに指名されたのは計9人。「ミスター・イリリバント(IRRELEVANT=的外れ、見当違いという意味)」と呼ばれる最終指名選手(7巡目の全体262番目)もQBで、アイオワ州立大のブロック・パーディー(22)が49ersから名前をコールされた。

 最も多くの選手を指名したのはレイベンズ、ベアーズ、パッカーズ、ジャイアンツの4チームで11人。最少はドルフィンズの4人だった。

 なお4巡目(全体109番目)にシーホークスが指名したシンシナティ大の選手名はCOBY・BRYANT(23=CB)。姓名の発音がNBA元レイカーズのスーパースター、故コービー・ブライアント氏(KOBE・BRYANT)と同じということで話題を呼んだ。

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2022年5月1日のニュース