渋野「ポアナ芝」に苦戦 今季初の予選落ち、それでも「いろいろ経験しないと」

[ 2022年5月1日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー パロスバーデス選手権第2日 ( 2022年4月29日    カリフォルニア州パロスバーデスGC=6258ヤード、パー71 )

第2ラウンド、11番のグリーンに立つ渋野(AP)
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 今季から米ツアーに本格参戦している渋野日向子(23=サントリー)は131位から出て3バーディー、5ボギーの73とスコアを落とし、通算7オーバーの117位で今季出場7戦目で初の予選落ちとなった。最後まで苦手な「ポアナ芝」に苦しんだ。古江彩佳(21=富士通)は通算2アンダーで出場8戦連続の予選通過、笹生優花(20=フリー)は通算4オーバーで予選落ちした。

 終盤に入り連続して4メートル近いパットを沈めた。ようやくらしさを見せたが、この日も天敵ポアナ芝に苦しみ、30パット。「残り4ホールのパッティングは良かった。とりあえず80打たんで良かった(笑い)。ルーキーイヤーはいろいろ経験しないと」と話した。

 米ツアー本格参戦から7戦目にして初の予選落ち。一方でロッテ選手権(2位)をはじめ、3試合でトップ10入りも。試合ごと波はあるが「トップ10にも入った。そういうゴルフができることに対しては自信を持ちたい」と振り返る。

 今後は一時帰国し、19日開幕のブリヂストン・レディースに出場予定。「うちの犬に合いたい。2カ月ぶり。ある程度、リフレッシュして、いいところを見せられるようにしたい」。最後は渋野らしく笑顔を見せた。

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2022年5月1日のニュース