ヘンプヒル恵が復活V 大ケガ乗り越え木南記念の七種競技で頂点

[ 2022年5月1日 16:18 ]

陸上・木南道孝記念最終日 ( 2022年5月1日    ヤンマースタジアム長居 )

<陸上・木南道孝記念>女子七種競技で優勝し、記念撮影におさまるヘンプヒル恵(撮影・坂田 高浩)
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 女子七種競技の2日目が行われ、ヘンプヒル恵(25=アトレ)が5732点で優勝した。

 初日に3397点をマークし、トップとして臨んだ2日目。走り幅跳びは全体2位の5メートル65を跳んで744点、やり投げは全体3位の44メートル52を投げて754点を積み上げた。

 1位のまま迎えた最終種目は800メートル。第2組で登場し、2週目のバックストレートで先頭に立つと、そのままトップでゴールを駆け抜けた。これで837点を獲得。ゴール後は倒れ込みしばらくは起き上がれなかったが、競ったほかの選手たちに靴を脱がせてもらい、花束を手に全員で記念撮影に応じた。

 ヘンプヒルは20年9月の日本選手権で右膝を負傷。長期離脱を強いられながらも復帰を果たし、この日、頂点に立った。

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