あまりに辛い北京五輪…菊池純は個人全3種目で転倒 ショートトラック女子1500メートル準決勝

[ 2022年2月16日 21:34 ]

北京五輪第13日 ( 2022年2月16日 )

ショートトラック女子1500メートル準決勝で転倒し、うなだれる菊池純(AP)
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 女子ショートトラック1500メートルの準決勝が16日に行われ、日本勢で唯一残った2組の菊池純礼(26=富士急行)は500、1000に続いてレース途中で転倒し、同組最下位ながら救済措置があり、順位決定戦に回った。

 菊池純は序盤から前に出て、積極的なレース運び。しかし、後半に「落とし穴」が待っていた。仕掛けたところで、他の選手と接触し転倒。500、1000に続いて転倒する、悲劇だった。

 絶対に負けられない戦いがそこにあった。菊池純にとって、エントリーした個人3種目目のレース。12位に終わった500メートル、19位に沈んだ1000メートルともに、最後は転倒して敗れ去った。平昌五輪後は、ショートトラックとスピードスケートの「二刀流」に挑戦。北京前に「本職」ショートトラックに専念したものの、新たなフィールドへのトライは確実に菊池5姉妹の末っ子をスケーターとして大きくした。

 気持ちを切り替え、順位決定戦へ全力を尽くす。

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