大塚、大技決めた最高点95.00 9位で入賞逃すも「攻めた結果」初五輪でビッグインパクト

[ 2022年2月16日 05:30 ]

北京冬季五輪第12日・スノーボード男子ビッグエア ( 2022年2月15日    首鋼ビッグエア競技場 )

ジャンプする大塚(AP)
Photo By AP

 9位で入賞を逃した大塚だが、初五輪で大きなインパクトを残した。2回目にキャブトリプルコーク1800を決め、男子の全試技で最高点となる95.00点。3回目はあくまで金メダル狙いでフラットスピン1800に挑戦も、惜しくも転倒。「五輪のプレッシャーの中で決められなかったのが、今の実力と受け止める」と話したがチャレンジを貫き、「抑えた技で4位とかで終わるのは絶対に嫌だった。攻めた結果」と生きざまを示した。

 村瀬と共に18年のXゲームを制し、19年には連覇も達成した。その直後の撮影中に左膝の前十字じん帯断裂と半月板損傷、復帰直後には腓骨(ひこつ)骨折で2年も戦列を離れたが、ひのき舞台に間に合った20歳。「次につながればいいなと思う」と、穏やかな表情で4年後を見据えた。

続きを表示

2022年2月16日のニュース