国武、成長見せた4位入賞 平昌での予選落ちから飛躍の20歳「とりあえず楽しかった」

[ 2022年2月16日 05:30 ]

北京冬季五輪第12日・スノーボード男子ビッグエア ( 2022年2月15日    首鋼ビッグエア競技場 )

決勝でジャンプする国武
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 日本選手団最年少の16歳で出場した4年前は予選落ちに沈んだ国武は、メダルにあと一歩まで迫る4位。残り2人で逆転を許し、「最後の最後にまくられて悔しいが、この舞台に立てて光栄に思う。やりたいことは表現できたし、とりあえず楽しかった」と悔しさと充実感が入り交じった感情を表現した。

 1回目にこの日の男子で最高の回転数となった1800の技にいきなり成功。勝負の3回目は半回転抑えながらも、難しい回転方向の技を決め、順位確定を待った。2度目の大舞台へ1980(5回転半)技の練習にも着手していたという20歳。「隠れて凄く努力して、かなったわけではない。表彰台と4位の差はでかい」と話したが、「スキルアップしてイタリア(26年五輪)へ頑張りたい」と話した。

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2022年2月16日のニュース