ウィザーズの八村がコロナ規定で離脱 今季初出場は先送り リーグ全体で120人が出場不可

[ 2021年12月29日 08:09 ]

健康安全プロトコルの対象となって戦列を離れたウィザーズの八村(AP)
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 ウィザーズの八村塁(23)が28日、敵地マイアミ(フロリダ州)でのヒート戦を前にして、センターのモントレズ・ハレル(27)とともに新型コロナウイルス感染防止のための健康安全プロトコルの対象となって戦列を離れた。今季まだ出場していない八村は23日のニックス戦と26日の76ers戦ではアクティブ・ロースターに登録されてベンチに入っていた。

 ウィザーズではすでにガードのブラドリー・ビール(28)、ケンタビアス・コールドウェルポープ(28)、ラウル・ネト(29)、アーロン・ホリデー(25)、フォワードのアンソニー・ギル(29)の5選手が戦列を離れており、プロトコルの対象者は計7人となった。

 NBAではプロトコルの対象者が12月に入って急増。渡辺雄太(27)が所属するラプターズでは10人を数え、リーグ全体では120人がコロナ関連で試合に出場できなくなっている。27日に最短の隔離期間が10日から6日に短縮されることになったが、主力選手が不在となっているチームが続出。シーズンはまだ半分も消化していないが、AP通信によれば今季は離脱者の穴を埋めるための選手補強の増加でリーグ全体で546選手(1チーム平均18・2人)が出場しており、これは過去の最多記録(540人)をすでに上回った。

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2021年12月29日のニュース