大阪エヴェッサ 年内最終戦で白星飾れず 第3Qで21点差をつけられ天日ヘッドコーチ「残念」

[ 2021年12月29日 21:49 ]

Bリーグ2021―22シーズンB1リーグ第14節   大阪エヴェッサ84―108名古屋ダイヤモンドドルフィンズ ( 2021年12月29日    おおきにアリーナ舞洲 )

今年最終戦を白星で飾れず肩を落とす大阪エヴェッサの選手たち
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 大阪エヴェッサは年内最後の試合を勝利で飾ることはできなかった。第2Qまでは46―46の同点と大接戦だったが、第3Qにズルズルと失点がかさんでしまった。

 「残念でした。第3Qは相手のプレッシャーをうまく扱える選手がコートにいなかった」

 天日謙作ヘッドコーチ(55)は悔しげに試合を振り返ったように第3Qでイッキに21点差をつけられたのがすべてだった。

 得点源の一人であるカイル・ハント(32)がコンディショニング不良のために試合を欠場。その穴を竹内譲次(36)、デイビッド・ドブラス(40)、アイラ・ブラウン(39)の3人で回そうとしたものの「デイビッドのファウルが出たり、第3Qはうまくいかなかった」(天日ヘッドコーチ)ことが響いた。

 ただ、12月に入ってからチーム状態は上向き。序盤は黒星が先行していたが、12勝12敗の五分の星で新年を迎える。

 試合途中、相手選手との接触で下唇を切り出血した竹内だったが、少しの間ベンチに戻っただけですぐに復帰。それでも「ハントが出られない中で自分の役割も大きいと思っていたが、後半の頭で(チームのディフェンスが)崩れてしまったのは悔やまれると」と反省の弁が口をついた。

 アルバルク東京から移籍1年目。序盤は比較的自由に動く大阪のスタイルにとまどったが、徐々にアジャストしてきている。この3カ月、チームは負傷者の続出に悩まされたが、年明けとともに反撃に移りたい。

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2021年12月29日のニュース