旭川龍谷 65点差完敗 小西監督「いい経験をさせてもらった」

[ 2021年12月29日 05:30 ]

第101回全国高校ラグビー大会1回戦   旭川龍谷10―75大津緑洋 ( 2021年12月28日    花園 )

<大津緑洋・旭川龍谷>敗れた旭川龍谷フィフティーン(撮影・成瀬 徹) 
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 4年連続6度目出場の北北海道代表・旭川龍谷は10―75で大津緑洋(山口)に敗れ、42大会ぶりの白星はならなかった。まさかの65点差の完敗に小西良平監督(44)は「相手の力が上。思った以上のスピードとパワーだった。いい経験をさせてもらった」と振り返った。

 昨年の1回戦(対山形中央)は無得点に終わったが、今年はランやキックを多用する持ち味を発揮した。前半24分。フッカー水口遥太(2年)のゴール前へのパスキックをWTB能祖旺佑主将(3年)が走り込んで捕球してトライ。「練習からやってきたプレー」で意地を見せたが、「(敗戦は)悔しいというか、自分たちが弱かった」と唇をかんだ。

 大会直前の三重合宿の練習試合で風張祥希(1年)が左足首を捻挫。WTBの渡部碧空(1年)が右フランカーに入って穴を埋めた。「緊張したけど楽しかったし、全力でやり切れた。来年も花園に出て絶対に勝ちたい」とリベンジを誓った。

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2021年12月29日のニュース