奥原 “恩師にささげる”V3へあと2!快勝につながる7連続ポイント

[ 2021年12月29日 05:30 ]

バドミントン全日本総合選手権第4日 ( 2021年12月28日    東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ )

準々決勝でプレーする奥原希望
Photo By 共同

 全日本総合選手権は各種目の準々決勝が行われ、女子シングルスで東京五輪代表の奥原希望(太陽ホールディングス)は大家夏稀(NTT東日本)を2―0で下し、準決勝に進出した。女子ダブルスの福島由紀、杉村南美組(丸杉)もストレート勝ちし、ベスト4入りした。

 奥原が女子シングルス3連覇まであと2勝に迫った。第2ゲームはリードを許したが、7連続ポイントで逆転。「点数の取り方、集中力の持っていき方に気を付けた」と1ゲームを先取された2回戦の反省を生かした。先月、大宮東高で指導を受けた大高史夫さんが死去。「先生のバドミントン愛に、私たち教え子は負けないように、届けられるようにやっていくだけ」と涙を浮かべた。きょう29日の準決勝は今大会が最後の個人戦となるロンドン五輪代表の佐藤冴香(ヨネックス)と対戦する。奥原は「先輩の意志を受け継げるように正々堂々と試合ができたら」と意気込んだ。

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