沖縄・読谷村のラグビー熱の高さ感じた 選手たちとひとつにつながっていた「想い」

[ 2021年12月29日 05:30 ]

第101回全国高校ラグビー大会1回戦   読谷7-15昌平 ( 2021年12月28日    花園 )

<昌平・読谷>試合後、読谷の島袋主将(右)に話を聞く木下彩音
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 【高校ラグビー MCリレーコラム】今大会のMBSハイライト番組「全国高校ラグビー大会ハイライト」(当日深夜放送)とのコラボ企画コラム「想いひとつ」の第2回は、新たに番組MCとなった女優の木下彩音(21)が登場。初出場の読谷の応援席で大熱戦を見守り、高校生ラガーマンの想いに迫りました。

 最後までドキドキして試合を見ていました。12月2日に沖縄に行って取材させていただいたこともあり、保護者席側で女子マネジャーたちと一緒に応援してました。前半、読谷がリードして、いけるんじゃないかと思ったんですけれどね。結果的に負けてしまって残念です。でも、選手たちは練習通りできたと思います。読谷の攻めもあと一歩というところまでいっていたので、本当に力が入りました。

 現地に事前取材に行って感じていたのは、読谷村のラグビー熱の高さでした。村全体で応援しているんだなということが伝わってきました。

 ラグビーの試合を見るのは大阪大会から数試合ですが、やはり迫力に驚かされます。タックルする時の音の大きさも試合を生で、近くで見て初めて知ったんです。最初は怖いイメージだったのですが、今はかっこよく見えてます。ラグビーはワールドカップも盛り上がりましたが、女性の方にもっともっと見てほしいスポーツです。

 今大会は準々決勝まで一般観客は入れないため応援席は少人数でした。それでも、会場で見ることができないのに読谷村から大阪に100人ぐらいやって来ていたということを聞きました。もちろん、地元で応援されていた方も多かったと思います。だからこそ、遠く離れた読谷村と花園ラグビー場でプレーした選手たちの想いはひとつにつながっていたと感じました。

 (ハイライト次回放送は、30日深夜1時50分から) 

 ◇木下 彩音(きのした・あやね)2000年(平成12)2月21日生まれ、京都市出身の21歳。ホリプロ所属。15年「第40回ホリプロスカウトキャラバン」グランプリ受賞。21年6月公開の映画「Bittersand」にヒロイン役で主演。中学時代はソフトテニス部に所属していた。

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