コルツがQBウェンツをコロナ関連の故障者リストに登録 ワクチン未接種 次戦出場は微妙

[ 2021年12月29日 09:03 ]

コロナ関連の故障者リストに登録されたコルツのQBカーソン・ウェンツ(AP)
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 インディアナ州インディアナポリスに本拠を置いているNFLコルツは28日、エースQBのカーソン・ウェンツ(28)を新型コロナウイルス関連の故障者リストに登録した。同選手はワクチン未接種(理由は非公表)で、検査で陽性反応を示したかどうかといった詳細は明らかにされていない。

 NFLと選手会ではリストに入った選手の最短の自主隔離期間をワクチン接種の有無に関係なく10日間から5日間に短縮することで合意。ウェンツは無症状かつ検査で陰性を示せば、1月2日のレイダース戦には出場できる。

 3連勝中のコルツは2試合を残した段階で9勝6敗。今季のリーディング・ラッシャーとなっているRBジョナサン・テイラー(22=1626ヤード)の活躍もあって、AFC東地区首位のタイタンズ(10勝5敗)には1ゲーム差に詰め寄っている。

 ウェンツは2016年のドラフトで全体2番目に指名されてイーグルスに入団。昨オフにコルツに移籍し、新天地での初年度では全15試合に先発して25TDをパスでマークしていた。

 なおインディアナ州も中西部の各州同様に12月に入って感染者が急増。28日には5815人の新規陽性者と170人の死者が出ており、検査での陽性率はここ1週間平均で13・8%に上昇している。

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2021年12月29日のニュース