ナゲッツのポーターJRが契約を5年延長 最大で総額は230億円 来季年俸は33億円

[ 2021年9月28日 13:46 ]

ナゲッツと契約を5年延長したナゲッツのポーターJR(AP)
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 NBAナゲッツの若手フォワード、マイケル・ポーターJR(23=208センチ、99キロ)が同チームとの契約を5年延長することで合意。AP通信やスポーツ専門局のESPNが報じているもので、保証されている総額は1億73000万ドル(約192億円)だが、今季にオールNBAやシーズンMVPに選出された場合には2億700万ドル(約230億円)に膨らんでいく契約内容となった。今季526万ドル(約5億8000万円)でプレーしたあと、来季の年俸は最低でも2980万ドル(約33億円)に上昇。“インセンティブ”がない場合の契約最終年(2026年シーズン)には3927万ドル(約43億6000万円)となる。

 ミズーリ大出身のポーターJRは2018年ドラフトのトップ指名候補だったが、腰に故障を抱えていたことから指名が全体14番目にまでずれ込んだ選手。初年度は腰の治療とリハビリに費やしたために“全休”となった。

 しかしNBAデビューを飾った2019年シーズンには55試合に出場して9・3得点、4・7リバウンドをマーク。2季目の昨季は61試合に出場して19・0得点、7・3リバウンドを記録し、3点シュートの成功率はリーグ9位の44・5%、成功本数(130)はチーム1位となっていた。

 ポーターJRは今季が実質的に3季目。ナゲッツでは昨季21・2得点を挙げながら4月に左膝のじん帯を断裂したガードのジャマール・マーリー(24)が当面、プレーできないとあって、昨季のMVPとなったセンターのニコラ・ヨキッチ(26)とともにポーターJRがチームの軸になりそうだ。

 なおNBAの選手たちは「メディア・デー」となった27日に各チームに集合。28日からキャンプが本格的にスタートし、10月19日に開幕するレギュラーシーズンに備えてのトレーニングとプレシーズン・ゲームに入っていく。

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2021年9月28日のニュース