英莉花 今季自己ベスト66で2位浮上!アイアン好調「自信を持って打てている」

[ 2021年9月26日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第2日 ( 2021年9月25日    宮城県 利府GC=6591ヤード、パー72 )

18番、ティーショットを放ち、打球の行方を追う原英莉花(撮影・吉田 剛)
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 16位から出た原英莉花(22=日本通運)が4連続を含む8バーディー(2ボギー)を奪い66をマーク。通算8アンダーの2位に浮上した。2週連続優勝が懸かる西村優菜(21=スターツ)が1イーグル、5バーディー、ボギーなしの65で回り13アンダーで単独首位を守った。渋野日向子(22=サントリー)は70で回り6アンダーとし6位から5位に上がった。

 今季自己ベストに並ぶ66。原英は「フェアウエーから打てたショットはピンの方向に飛んでくれている。自信を持って打てているのが結果につながっている」と胸を張った。

 正確なアイアンを武器にバーディーを量産した。80センチにつけた3番など前半で4バーディー。パー5の14番で第3打を2・5メートルに寄せた好機を生かすと、15番は4メートル、16番は8メートルのパットをねじ込み、17番は3メートルにつけて4連続バーディーを奪った。

 予選落ちした8月のAIG全英女子オープン以降、不振に陥った。帰国初戦の日本女子プロ選手権は予選通過に5打届かず。先週の住友生命レディース東海クラシックを33位で終えるとスタンスの幅を狭くするよう構えを修正。「出球がそろうようになった。アイアンショットが今季の中では一番いい」と好感触を得て初日を迎えた。

 22日には大会の社会貢献活動の一環で、柏原、小祝とともに宮城県立こども病院の子供たちとオンラインで交流。6~14歳の18人とゴルフゲームを楽しみ「“頑張ってね”という感じの横断幕を見せてくれて温かい気持ちになった。パワーをもらった」とモチベーションも高まっていた。

 20年は2勝したが、21年はまだ優勝がない。首位とは5打差。「久しぶりの優勝争いでは大きいかな」と苦笑しながらも「楽しく優勝を目指して頑張りたい」と力を込めた。

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2021年9月26日のニュース